サチカメ！愛媛県西条市の出張撮影・家族写真

サチカメ！では、大切な写真をいつも側において眺めていただけるように、各種商品をご用意しております。

中でも一押しが「メッセージ入りフォトブック」。

出張撮影で撮影した写真と、お客様ご自身が書いたメッセージカードを組み合わせた、世界でたった一つのオリジナルのフォトブックです。

メッセージ入りフォトブック

納品写真（200〜400枚）の中から、フォトグラファーが数十枚をセレクトし、ストーリーを持たせながら構成します。レイアウトはお任せいただく場合が多いですが、使ってほしい写真などご指定いただくこともできます。

最後の1〜2ページがメッセージカードのスペースです。

フォトブックの大きさは、21センチの正方形タイプを採用しています。絵本のような感覚で、楽しく手に取ることができます。

写真はフォトブックにしよう

サチカメ！の出張撮影は基本的に全カット納品なので、納品カット数は数百枚に及びます。その一枚一枚をデータで見ていただくのはある意味しんどい作業でもあります。

また、PCやスマホの中の写真データはその端末を管理している大人がいるときにしか見られませんが、「本」という形にしておくことで子どもも他の大人も自由に見られるようになります。

リビングにフォトブックが置いてあって、誰でもいつでも手に取れる。そこから会話が生まれる。

そんな姿を思い描いています。

手書きメッセージのねらいは、感情を味わい切ること

ストーリーのあるフォトブックは、それだけで会話が生まれたり、思い出を引き出すものとなります。

その上で、さらに手書きメッセージを入れ込むという、お客様にも負担をかけるような、一見「手間」なことをしているのはなぜでしょうか。

※こちらは旧仕様のタイプです。現在はハードカバーで作成しております。

私は、手書きのメッセージには、単なる「思い出」以上の意味があると考えています。

メッセージそのものより、メッセージを書くために相手や自分に向き合う作業が意味を持っているのです。

「今」感じていることを言葉に残す

写真はさまざまな感情を引き起こすものですが、それを見たときの状況により感じ方は変わります。

見るたびに気持ちが高鳴った恋人との写真も、ケンカ別れをしたあとはもう二度と見たくないと思うように。

また、同じ雲ひとつない青空の写真でも、晴れ晴れとした気分で眺められるときと、空っぽでさびしい気分を感じてしまうときがあるように。

感情は日々移ろってゆくものだからこそ、「今」感じていることを言葉に残していくことが大切です。

そのときの感情は、そのときの言葉でしか伝え残すことができません。

それは、深い海の底に錨を下ろすことに似ています。

輪郭を帯びない感情の海の中で過ごすこともときに愉快な面があるかもしれませんが、止まることのない波の流れに身を任せているだけでは、ともすればその波に足を引き摺り込まれてしまうこともあるかもしれません。

「今」の瞬間に感じていることを言葉にし、錨を下ろすように自分の中に落とし込む。その作業によって、しっかりと足場を固め、周りに振り回されることなく世界に対峙することができます。

サチカメ！の2〜3時間の撮影では、400枚超の写真データを納品することも珍しくありません。データをお渡しし、ご覧いただいた直後に、あふれんばかりの感想を伝えてくださるお客様もたくさんいます。

家族への思い、ほっこりエピソード、切なさ、歯痒さ。そのときの感情をぜひ文字にして、ご家族そしてご自身のためにも残してほしいと思うのです。

あらためてメッセージカードを書くというのは、少し照れ臭さもあるかもしれません。

その作業を通じて体験してもらいたいのは、当たり前に過ぎていく日常の中で、一瞬立ち止まり、感情を味わい切るという作業です。

そのときにしか感じることのできない感情を味わい切る、そして言葉にして残す。それを読んだ将来の家族や自分は、きっと当時の気持ちをくっきりと思い出し、懐かしみ、勇気づけられることでしょう。

そんな未来の自分たちへのギフトとして、「メッセージ入りフォトブック」を作ってみてください。